2010年4月29日木曜日

卵を捨てる

野生化したトキが卵を捨てた、というニュース。

私「何で捨てるんやろなぁ。」
夫「人間が観てるからや。」

そうか。
そういえば、鳥キチになってた時、
色んな写真集や図鑑を観たり読んだりしてた中に、
”人間に存在を知られた巣を、親は見捨てる”
という話があった。

人間が遠くから観てる気配を、 トキは絶対気付いているはず。
そんな中、子孫を残すのはトキにとったら危険だし、
そんなストレスを与えられて、自然に子孫は残しにくいだろう。

「野生のトキのふ化に、注目しています。」

とニュースでは言っていた。
注目なんかせんほんがいい。
そっとしといてあげてほしい。

2010年4月24日土曜日

鹿の角で

夫が鹿の角で作ってくれた指輪の、1番最初の状態。
今はヤニツキノハみたいになっているから、
最初はこんなんだった、という記録を残しとこうと思って。

ウシカバッグの誕生は、この指輪をしてたことがきっかけ。
今日の鞄教室では、持ち手の直線部分を全部縫った。
次は、鹿の角部分を本体に縫い付ける。

2010年4月17日土曜日

バースデー・ベリータルト

初めてタルトを焼いた。
妊娠中のかわいい従妹のために。

つわりはだいぶよくなったとはいえ、
まだ食べれないものがある従妹が、
「ベリー系なら食べれる。」と言う。

苺のケーキったって、生クリームは無理だろう、
やっぱりタルトだよなぁ、
タルト作りの本は何年も前から持ってるけど、
一度も作ったことない・・・

どこか美味しいとこのを買って行こうか、とも思ったけど、
当日待ち合わせの時間に行こうとすると、
ケーキ屋さんはどこも開いてない。
しかもホールで買うと、結構なお値段。
材料はほとんど家にある。
これは作るしか無いな。

苺は今たくさん出回ってるから問題無し、あまおうと紅ほっぺを利用、
ブルーベリーも生を使いたかったけど、周辺では売っておらず、
ドライの大粒で柔らかいものを選んで、苺の間にちりばめた。

サプライズのバースデーケーキに従妹はとっても喜んでくれて、
一切れをぺろっと食べていて、私もとても嬉しかった。
味は従妹達皆「美味しい!」と言ってくれてたから、
まぁ、とりあえず成功かな。
でもまだまだ美味しく作れるはず。

これでタルトも作れることが分かった。
これから色々なタルトを作ってみよう。

2010年4月8日木曜日

梨木香歩著「沼地のある森を抜けて」

著者は「西の魔女が死んだ」と同じ人。

私が、「西の魔女が死んだ」を読んだことや、
糠床をやってることをAさんに話していると、
「西の魔女と同じ著者の作品で、糠床が出てくる面白い小説があるよ。」
とすすめてくれた。

読み出して最初の方で、まずビックリ。
話に出てくる姉妹の佳子さん、時子おばさん、は、
両方私のおば姉妹と同じ名前。
時子おばさんは、小説の中で亡くなっていて、
私の時子おばさんも亡くなっている。
主人公は、代々伝わる糠床の世話をすることになる。
私は、代々伝わってはいないけど、糠床の世話をしている。

何なのこの共通点・・・
(先日、法事で親戚が集まる時があって、
 この小説の話をしたら皆ビックリしていた。)

読み進めていくと、沼に足をとられて抜けられないように、
独特の世界観に、うもれていった。

村上春樹を読み終わった後は、
まるでフランス映画を見終わった後のように、
その小説が伝えようとしている本質は何なのか、
とかしばらく考え込んでしまうんだけど、
この小説もそんな感じで、かなり私好みだった。
何度も読みたくなる本。

梨木香歩さんの小説、もっと他にも読みたくなった。
その前に、読み終わってすぐ、また
「沼地のある森を抜けて」を読んでいる。

2010年4月3日土曜日

3月末、出雲大社で挙式をしました。
出雲大社は、森羅万象の縁結びの神様だそう。
人や物、自然、その他すべてとの縁を、大切にしていきたいです。