2008年3月13日木曜日

初めての水飴作り

お米(今回は餅米)と乾燥大麦麦芽から、 水飴を作りました。
購入した乾燥麦芽をすり鉢で粗挽きにすり潰す。これが結構力いりました。

前日より吸水させてた餅米を炊き、土鍋へ移す。水を足し、温度が55度くらいになったところで、すり潰した乾燥麦芽を混ぜる。

土鍋の下に湯たんぽ、毛布でくるむ。

思っていたより量が多く、半分土鍋、半分シャトルシェフ(保温鍋)で。2時間毎くらいに温度を確認、火をかけまた保温。50度代に保つ。

約7時間後、保温終わり。表面の液は透明感があってきれい。


さらしで作った袋に入れ、ぎゅーっと絞る。


絞ったら結構濁ってる。米のとぎ汁みたい。


煮詰める。ひたすら。


出来た。きれいなぁ。

甘い!確かに水飴。

味は、なんとも言えない、懐かしい優しい味。駄菓子でこんな味のものあったよな? それが何かは思い出せない・・・ でもこの味の記憶は確かにある。

砂糖が手軽に買えるようになる前は、こうやって甘味を家庭で作ってたんやろうなぁ。弥生時代とかにもあったんやろうか? 昔の人は物も少なかったから、色々工夫する中から出来たんやろうなぁ、とか思ったら頭が下がる。

今回、土鍋とシャトルシェフの二つで作ったんだけども、土鍋に湯たんぽの方が保温力があった!すごいぞ土鍋。

出来た水飴は、普段の料理に大切に使うつもり。

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