お米(今回は餅米)と乾燥大麦麦芽から、
水飴を作りました。
購入した乾燥麦芽をすり鉢で粗挽きにすり潰す。これが結構力いりました。
前日より吸水させてた餅米を炊き、土鍋へ移す。水を足し、温度が55度くらいになったところで、すり潰した乾燥麦芽を混ぜる。
土鍋の下に湯たんぽ、毛布でくるむ。
思っていたより量が多く、半分土鍋、半分シャトルシェフ(保温鍋)で。2時間毎くらいに温度を確認、火をかけまた保温。50度代に保つ。
約7時間後、保温終わり。表面の液は透明感があってきれい。
さらしで作った袋に入れ、ぎゅーっと絞る。
絞ったら結構濁ってる。米のとぎ汁みたい。
煮詰める。ひたすら。
出来た。きれいなぁ。
甘い!確かに水飴。
味は、なんとも言えない、懐かしい優しい味。駄菓子でこんな味のものあったよな?
それが何かは思い出せない・・・
でもこの味の記憶は確かにある。
砂糖が手軽に買えるようになる前は、こうやって甘味を家庭で作ってたんやろうなぁ。弥生時代とかにもあったんやろうか?
昔の人は物も少なかったから、色々工夫する中から出来たんやろうなぁ、とか思ったら頭が下がる。
今回、土鍋とシャトルシェフの二つで作ったんだけども、土鍋に湯たんぽの方が保温力があった!すごいぞ土鍋。
出来た水飴は、普段の料理に大切に使うつもり。
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