2005年7月28日木曜日

藍の生葉染め



同じ染色教室の生徒さん(といっても大先輩)で、 藍を育ててる方が、沢山の藍の生葉を持ってきて下さった。 そして、念願だった藍の生葉染めが出来た。 も~ほんとに嬉しかった!
私が染めたのは、シルクジョーゼットの小さいスカーフ2枚と、 羽二重の大判スカーフ1枚。 3枚目の写真が大判スカーフなんだけど、 電車が寒くて(特に大阪の地下鉄寒過ぎる)、早速電車の中でふんわり羽織って帰った。 (写真は携帯の32万画素写真でボケボケ・・・)

葉の青臭い匂い、 緑から藍の色への変化、 乾いた後の布の艶。
3枚とも、同じように染めてるつもりでも微妙に違う色。
何度「美しい・・・」と呟いたか。

今やってる蝋纈染めの下絵は全然進まず、 今日は生葉染めにかかりっきりになってしまった・・・ 来週はちょっと早めに行って、下絵のポスターカラー塗りを 早く済ませるつもり。こっちも楽しみ。

先生が置いて下さってた柿渋、「中庭で開けてね!」と言われたので、 中庭に持って行ってそ~っと開けて怖々匂ってみた・・・が、発酵食品好きの私は、「臭いけど、発酵してる臭いだ~」という印象。 確かに臭いけど、私、大丈夫そう?(変態?) ということで、持って帰ってきた。

まぁ、染めてる時にそこらじゅうに拡がる臭さと、 また違うんでしょうけど・・・そのうち外でやってみる予定。

2005年7月14日木曜日

 蝋纈染めのモチーフにしたいと思ってる蓮を、 ちゃんと観察したことがなかったので観に行ってきた。 大阪の万博記念公園内、日本庭園のはす池へ。

素晴らしかった。ここは早朝に来てみたいなぁ。 しかしすごい数のカメラマンだった。
私みたいに、小さなデジカメで撮ってる人はほとんどおらず、 ほとんどが三脚付きでながーい望遠レンズ付きのカメラ。人気のいない奥まったところでスケッチもした。それでも後ろから覗いてくる人あり、恥ずかしかった。。

そうでなくても、細かいところを観察する癖のある私が、 作品にしようと思いながら蓮の写真を撮ったりスケッチしたりしてると、 いつもの自分と違う感じがした。

いつも、美しいものを観たり感動したりして、写真を撮る時は、 ほんとに感覚だけで撮ってるのだけど、 作品にすることを意識しながら撮ってると、 どうしても標本っぽくなってしまう。 写真も、気持ちも。

作品にしようと思った時に、細かく観察することはとっても大切なことだと思うけど、今回はただ単に、花を観たい、って気持ちだけを満たしたらよかったなぁ、と思った。 蓮はまだしらばらく観れるみたいだし。

次は、カメラだけ持って、のんびり行ってみたい。